
箱文字看板のご紹介です!!
看板はアクリル板やアルミ複合板にインクジェットシートやカッティングシートを貼って仕上げるタイプが一般的に多く使用されております。
パネル看板は情報を多く記載できたり看板商品の中では比較的安価といったメリットも多くございますが反面、外観との調和が難しかったり経年劣化による色褪せやひび割れがわかりやすいといった特徴もございます。
逆に箱文字看板は素材をそのまま生かして看板とすることが多く下地もパネルを用意せずに外壁に直接設置する事がほとんどとなっている為、経年劣化がわかりづらく塗装で仕上げた箱文字は劣化時も取り付けた状態で再塗装を行う事で新品同様の綺麗な状態で長期間ご使用頂く事が可能です。
1文字ずつレーザーやミシンで切り出して文字を製作する都合上、文字数が多い場合や使用する素材によってはパネル看板よりも高価となるケースもございますが長期でご使用頂く看板としては耐久性の面で大きなメリットがございます。
箱文字看板の種類と特徴

★カルプ箱文字★
「カルプ」と呼ばれる発泡ウレタン樹脂(密度の高いスポンジのようなもの)を使用して表面に塩ビパネルを貼り付けて仕上げた箱文字。厚みは5㎜・15㎜・30㎜
屋外使用の場合、経年劣化により内部のウレタン樹脂が瘦せていきます。
カラーは白・黒の各色艶有り、艶無しの4パターン展開ですが表面にカッティングシート貼り、側面を塗装する事で色変更が可能。
内部に空洞が無い商品なので照明を使用する場合はスポットライトを使用した外照式となります。
箱文字の中では最も安価な商品です。




★ステンレス箱文字★
ステンレスのプレートを折り曲げたり溶接をしたりして箱型に仕上げた箱文字。
ステンレス素材の為、非常に錆び難く屋外でも長期使用が可能。
内部に空洞がある為、ボルトで文字を浮かしつけLEDモジュールを仕込む事でバックライト仕様にすることができます。
また、ステンレス特有の素材感により高級な雰囲気があります。
重量のある商品なので大型のステンレス箱文字は裏側からボルトを取る等、設置方法に工夫が必要です。




★亜鉛箱文字★
亜鉛(薄い鉄板)を折り曲げたり溶接をしたりして箱型に仕上げた箱文字。
焼付塗装を行い仕上げる事で幅広い色の表現が可能。
内部が空洞になっているのでステンレス箱文字と同様にバックライト仕様ができる他、文字を逆向きに作成して表面にアクリル板を使用する事で正面発光も可能な商品です。
耐久性を伸ばす為に焼付塗装を行いますが、鉄製なので経年劣化により錆がでます。
劣化時には設置したまま塗装を行う事で作業費を抑えつつ長期間綺麗に使用して頂けます。




★樹脂文字看板★
表面や側面など光らせたい部分にエポキシ樹脂液を流し込み作る箱文字。
一般的な箱文字より表面が滑らかになっており明るい場所でも光が広がって見える事がなく、すっきりとした文字の表現が可能です。
百貨店や商業施設などに入られるテナント様に多く使用されています。
照明を使用しない樹脂文字は金属の箱文字では表現が難しかった3D形状や繊細な表現が可能となっており重量も金属の1/7と軽量になっているのでガラス面への接着も可能となっております。


箱文字看板は素材ごとに特性があり同じ素材を使用していても照明の有無や塗装の色によって表現方法は多岐に渡ります。
いずれの商品も文字やロゴといった店舗を象徴する部分のみを看板としている事から下地パネルや外壁を生かした店舗外観と一体感のある仕上がりにすることが可能です。
費用や耐久性といった素材の特徴は看板作成における重要な要素ではありますが、商品選定によって企業のブランディングや差別化、フォトスポットとしての利用など箱文字ならではのメリットも多くございます。
お客様のご要望や店舗の雰囲気に合わせた最適なご提案を行わせて頂きますので箱文字看板の製作や施工もかんばんや勘吉にお任せください!